『痛いけど妊娠中だからどこも受け入れてくれない…』
『痛いけで妊娠中だから慣れてないところに治療してもらうのは不安…』
『妊娠中だしまだ小さい子供もいるし整骨院なんて行けない!』
このようなお声を今まで非常に多く聞いてきました。
確かに整骨院ということころは最初行くまで何されるかわからないし、どういう人がやっているかも非常に重要。
さらに『妊娠中なんて治療できるの?大丈夫なの??』という想いは誰にでもあるのではないでしょうか。
整骨院えんは、現在でも妊婦さんの患者様が非常に多くいらっしゃいます。
今までも出産直前まで治療を続けていた方もすごく多くいらっしゃいました。
小さなお子様連れで妊娠中の方も、整骨院えんではお子様もお預かりしておりますので、お子様の方は預けて妊婦さんは治療というかたちにも対応できます。
また妊娠中の痛みに関してのデータも多いので、より幅広い症状にも対応できると思います。
さて、妊娠中に関しての痛みはというと、やはり主に肩凝り・頭痛・腰痛が最も多く見受けられます。
次に股関節の痛みが出る方も非常に多いですね。
妊娠中の期間を大雑把に【初期】【中期】【後期】に分けるとすると、【初期】~【中期】に関しては通常と身体の使い方もそう変わらないので、日常生活の延長戦上での症状と考えていいでしょう。
【後期】に入るとおなかも大きくなってきて、人によってはたいへん重く感じたりもしますし、なんにせよ身体の使い方そのものが変わってきます。
黙って立っている時の体重のかけ方はもちろん、歩く時も通常と同じような歩き方は少しずつできなくなりますよね。
通常と違う歩き方になるということは、今まで使っていなかった筋肉に急に負荷がかかるようになるということですから、その負荷がかかる筋肉が健康的にでないと筋肉はその負荷を賄いきれないため、急激に固くなってしまいます。
そしてそれが痛みへと発展してしまうのです。
黙って座っている時なんかしても、中々背筋を伸ばすのも億劫になってくるでしょうし、通常よりもどうしても猫背になりがちになってしまうので、その影響からくる肩凝りや頭痛等も出やすくなってしまいます。
骨盤自体も少しずつ動いてくるのが妊娠後期ですが、骨盤の影響で腰が痛い、というよりも身体の使い方が変わるから身体への負担のかかり方が変わり、それが痛みの原因になる、ということで間違いありません
なので、ちゃんと痛みの原因を探りそれを解決することにより、たとえ妊娠中であってもその痛みはちゃんと取れますし、身体も全然楽にすることができるということです。
妊娠中であろうと身体が痛いということは本来明確な原因が存在します。
その原因というのは出産したからといって解消されることはなく、出産後も概ね継続してしまいます。
つまり出産後の症状の出方にも繋がってしまうのです。
出産後というのはまた特に初産の方は妊娠中とはまったく身体の使い方になります。
①授乳やお世話等、下を向いている姿勢が圧倒的に増える
②抱っこや荷物等が増えることによってニュートラルで歩くことが極端に減る
この2点が非常に身体にとっての物理的なストレスが高く、別の新たな症状に繋がってしまいます。
この2点によるストレスは我慢して頑張っても必ず日々蓄積するので、少しずつ少しずつ身体のストレス負債が増え続け、自身の身体に耐え切れなくなった時に動けない程のぎっくり腰等にも成りかねません。
妊娠中の身体の異変は中には例外もありますが、出産後もそのまま継続してしまうので、出産後の片寄った生活により、もっと症状も出やすくなってしまったり強く出たりしてしまうのです。
出産してからが本当のスタートですよね。
出産してからの方が圧倒的に忙しく、圧倒的に身体の負担も増えるので、出産後に少しでも痛みや症状が出にくい身体にするために、妊娠中にその原因を排除しておくことがとてもとても重要です。