足首捻挫は当院で治療した方が絶対に早く競技復帰できます。
“固定”してしまってはダメです。
固定してしまってはその後、動かせなくなることにより、もちろん筋肉が急激に縮みます。
筋肉が縮むということは固くなるということです。
筋肉が固くなるということは、その周辺の何処かが必ず痛くなります。
捻挫をしたことによる痛みではなく、二次的な痛みが出現してしまうのです。
そして、固定をするということで、復帰までの期間が著しく長くなります。
筋肉が著しく低下してしまうわけでありますから、受傷前のポテンシャルのままプレーできるわけがありません。
筋肉を付けるということは非常に大変な事かつ時間も掛かる事でもあるので、それが元の状態に戻るまでにはかなりの労力・努力が必要になることでしょう。
っということで、基本的にガチガチの固定はオススメ致しません。
【当院の治療法】
①アライメント(位置関係)の調整
〇足関節というのは非常に多くの骨がキレイに並んでおり、正しい位置関係を保つことで、正しい使い方ができています。
〇強度の足関節捻挫だとこのアライメントがズレてしまいますので、まずはその矯正を行います。
〇この矯正が行われてないと、何年経っても痛みや違和感が残ったりします。
〇人によってはこの矯正を行うだけで、劇的に痛みが減少します。
〇程度の軽い足関節捻挫は矯正の必要はありません。
②周りの筋肉の調整・筋緊張の緩和
〇捻挫をすると、100%の割合でその足首以外にも損傷するところがあります。
〇ほとんどが下腿前面か下腿側面の筋肉も損傷(過剰緊張等)します。
〇過剰に緊張してしまった筋肉というのはその筋肉の周辺に痛みを出現させます。
〇その緊張を取ってあげることにより、結果的に足首の痛みが緩和します。
③テーピングで足首の使い方を調整
〇なにより、『正しい使い方で使う』ということが大事になります。
〇当院のテーピングは≪固定≫ではなく、≪調整・矯正≫といった意味で行います。
〇あくまで『使うためのテーピング』です。
〇正しい位置関係で使うことができれば、痛み自体も格段に減少します。
④正しい使い方でできる限り使う
◯テーピングをした状態で多少の痛みは我慢して使って頂きます。
◯具体的にはまずはウォーキングからです。
◯かばってしまうと、他のところに負荷が急激かかり、他が悪くなってしまいますので、かばわない程度で使えるまで使います。
◯ウォーキング⇒ジョギング⇒ダッシュ⇒プレーといった感じです。
足関節捻挫に関しては、急性期であればあるほど、急激に改善します。
100%を完治だとすると、70%ぐらいまでは劇的に早く治ります。
が、そこからが徐々に改善という経過を辿るので、少しお時間頂くことになることが多いですが、それでも一旦固定してしまうよりは劇的に早い改善を辿ります。