
当院は妊婦さんにも多くご来院頂いております。
お話を聞くと、妊婦さんはお断りされることも多いようで。
さて、妊婦さんの治療といってもその時期によりお腹の状態も随分違うということは身体の使い方自体も随分違ってきます。
お腹が大きくなるに伴い、身体の使い方が変わってくるということは負荷が掛かる筋肉も変わってくるということです。
お腹が大きくない時はあまり稼働していなかった筋肉に、いつの間にか負担が増えるということも十分考えられ、今までは使っていなかった筋肉に負荷が掛かることにより、場合によってはその負担が増えた筋肉は耐えられなくて固くなってしまうこともあります。
その固くなってしまった筋肉が痛みの原因になるのです。
したがって、妊婦さんという時点で通常よりも痛みが出やすくなってしまうと考えます。
また、固くなった筋肉をそのままにしておいても多少は自身でリカバリーできますが、ある程度は産後のそのまま残存してしまいます。
人によっては出産によって解消されてしまう方もいらっしゃいますが、やはり少数だと感じます。
なので、出産前よりも明らかに忙しくなる産後のことを考えればやはり、出産前に少しでも良い状態を作っておくことが大事だと思います。
妊娠時期による身体の使い方や、特徴等は過去ブログにも書いておりますので、そちらを参照頂ければ光栄です。