こんにちは。吉田です(^^)
今日は胃潰瘍・十二指腸潰瘍について書いていきます。
胃・十二指腸は消化器で胃の次に十二指腸、小腸、大腸、結腸と続いていきます。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍はそれぞれで症状の出方が少し違います。
胃潰瘍は食事時に食べ物が胃に入ると痛みが出やすいですね。
食事中、食後に痛みが出るというのは十二指腸潰瘍より胃潰瘍の可能性が高いと言えます。
これは、食べた物が潰瘍部に当たり痛みがでると言われるものと、食事を摂り胃酸の分泌が促進され
その胃酸で痛みがでると言われるものがあります。
通常であれば胃は自らの胃酸で胃を痛めたりはしません。これは胃の粘膜を守る粘液がある為で
胃酸が分泌されても何ら問題はありません。
しかし、ストレスなどの問題が起きるとこの胃の粘膜を守る働きが弱くなり、胃酸から守れなくなったり、
胃を守る働きは普通だが胃酸の分泌が過度にあると胃酸から守れなく胃潰瘍になるというのがあります。
逆に胃潰瘍に対して、空腹時に痛みを感じやすいのは胃潰瘍より十二指腸潰瘍の可能性が高いと言えます。
症状としては
・みぞおちや背部の痛み
・吐血や下血
・胸やけ
などがあります。
吐血の場合は、胃より上で出血した場合に起こります。胃や食道、肺などからの出血ですね。
下血(血便)の場合でも、胃またはそれより下部(十二指腸より下部、肛門部までの間で出血がある場合)に起きます。
胃や十二指腸部辺りの下血では黒色便(タール便)と呼ばれる黒色や黒色が混じった便が出ます。
これに対し大腸部後半以降で出血がある場合は鮮血便(血のそのままの色)が見られます。
これらの原因としては
・ストレスによるもの
・過労
・飲酒
・消化に悪いもの
・香辛料の摂り過ぎ
など、これらが原因で胃酸の分泌過多や胃粘膜を守る粘液の分泌減少を引き起こし、
結果として胃潰瘍・十二指腸潰瘍に繋がります。
また、十年程前によく問題となっていたピロリ菌も胃・十二指腸潰瘍の原因として知られていますね。
対策としては
・生活習慣の改善(食生活の改善含む)
・病院での薬物療法
・手術(危険な状態の場合)
があります。
胃・十二指腸潰瘍は一度治っても再発しやすいので、潰瘍になった原因となるものを
しっかり取り除かなければいけません。
今日は、胃・十二指腸潰瘍について簡単に書いていきました(^^)
以上、吉田でした(`・ω・´)