熱の伝わり方3つ

熱の伝わり方というのは大きく分けて3つあって、《伝導熱》と《対流熱》と《輻射熱(放射熱)》とがあります。

例を挙げて簡単に説明すると、

《伝導熱》とは、スプーンを熱しているとほどなくしてスプーンを持っている部分も熱くなって持つどころじゃなくなりますよね。これを伝導熱といいます。スプーンを直接熱しているところは火力による対流熱となります。

《対流熱》とは、ぬるくなった風呂にお湯を入れて混ぜなければ上熱い下ぬるいとなりますが、放っとけば均一になります。この均一になるのは熱の対流によるものでこれが対流熱です。

《輻射熱(放射熱)》とは、お天道様が姿を現している時は部屋も暖かくなりますよね。これは輻射熱です。少々わかりづらいですが、電磁波により伝わるものとのことです。

エアコンとファンヒーターに関してはその内部の場所場所によりますが、部屋を暖めるということで考えると《対流熱》にあたるようです。

簡単に言うと伝導熱は固体の単一物質内、対流熱は複数物質(液体も気体も)、輻射熱は電磁波を介して、ということです。

厳密に言うとこんな簡単にまとめられないでしょうが、おおざっぱに上記の感じの理解でいいと思います。

お風呂に入って身体が温まるのは対流熱による熱交換があるから。

身体に直接温かいものをあてての方法は対流熱となりますが、対流熱で身体が温まるのはお風呂ぐらいだと思っておいていいでしょう。

家庭用品は?

では家庭の電化製品や調理器具等身近なところではそれぞれどれにあたるのか?

※書いてて思いましたが内部での発熱段階が複数ありそれぞれ一つではないので、最終的に熱を送る段階を書いてます。

●《伝導熱》⇒やかんや鍋が熱くなるのは伝導熱。火が直接あたっているところは対流熱でしょうか。アイスが溶けるスプーンは伝導熱によりますね。

●《対流熱》⇒お風呂・湯せん・エアコン・ファンヒーター

●《輻射熱》⇒オイルヒーター・ハロゲンヒーター・床暖房等

ホットカーペットに関しては直接接している箇所では対流熱。でも部屋が微妙に温かくなるのは輻射熱でしょう。

ケトルに関しても内部は多分伝導熱で熱くなったものがあり、それに触れた水が対流熱で温まって、水全体が温まるということ自体も対流熱となります。

要するに結果的に部屋を暖める、ものを温めるにしても色々な方法を経て最終的に目的のものが温まります。

それぞれがどの熱かというのを特定するのは少々難があるようですね。

どの熱が効率がイイの??

効率の話でいえば対流熱が効率が良いですが、かといって身体に良いかと言えばそうでもありません。

一般的に輻射熱が良いとされてはいますが、熱線で作った熱を輻射熱で与えても乾燥を生みますので、一概に最善とは言えません。

上記を振り返って考えると輻射熱自体にも前に書いた乾熱を湿熱があり、結局は湿熱による輻射熱が一番身体には優しいといういうことになります。

スピードで言えば対流熱でしょうか。伝導熱は人間の身体には当てはまらないようです。

まとめ

なので、正直どの熱が良いとか効率が良いとかはまた別の話になるんだなと書いてて感じました。

なので今回まとめきれてません申し訳御座いません・・・・・・

半端無い不完全燃焼感お許し下さい。