『肩があがらないからとにかく不便…』
『だまっている時に肩が疼いてストレス…』
『角度によっては「あイタッッ!!」てなるから動かすのがコワイ…』
肩の痛みに関してこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
五十肩は他の部位にも悪影響です
黙っていれば気にならないような肩の痛みであっても日常生活の中ではどのような動きにも肩は頻繁に動かしますので、ほとんどの動きが制限されます。
使う時が痛いからといって使わないでいると筋力もその分落ちてしまい、そして筋肉が落ちる時というのは縮んで固くなる特性があるので、固くなってしまった筋肉がまた新たな痛みの原因となってしまい、負のループに陥ります。
肩凝りや頭痛なんかも肩の痛みをかばうが故、肩凝りまたは頭痛が頻繁に出るようになってしまったという方も少なくありません。
実際に肩関節の痛みでお悩みの方の多くは肩凝りや頭痛にも悩まされていたという方が圧倒的に多いです。
このように、五十肩であれ、それでない肩関節周辺の痛みであれ、頚部や背部、つまり肩凝りに関してまでその動作の中で関りが深いので、そのような症状の原因にもなり得ます。
諫早市の整骨院えんでは、それぞれの五十肩のタイプに合わせた治療をおこなうことでより早い段階での回復が期待できます。
あなたの五十肩のタイプは?
それぞれの五十肩のタイプというのは大雑把に分けて3種類に分けられます。
①夜間痛、または安静時痛(だまってて疼く痛み)があるか否か
②夜間痛や安静時痛は無いが、動かすのが痛みが強くて動かせず、可動域も悪い。
③動かすのは痛くはないが、とにかく肩を動かせない。可動域だけが悪い。
上記3点は本当に大きく分けています。.
①夜間痛が強い場合は、別の要因も考えられるので常に観察が必要です。
まず疑われるのが、【石灰沈着性腱板炎】。
これは我々治療家がどうこうしようというよりも病院を受診する必要があります。
仮に石灰沈着性腱板炎だった場合は病院で適切に処置してもらうことにより、劇的に改善します。
これを知らずダラダラと治療を継続するのは整骨院側の罪です。
石灰沈着性腱板炎でなかったとしても他の原因も除外できないので、それらを踏まえながら注意深く施術を開始します。
②上記のようなアンテナは常に張っておかなければならないことですが、①よりはそのリスクは幾分低下します。
動かすのに痛みが強いような患者様の肩を無理矢理動かそうとし過ぎても、その後の夜間痛や安静時痛に繋がるので注意が必要です。
しかしながら、あまりにも奥手になってしまっても治療効果が低下してしまうので、その境界線を常に見極めながらの施術が不可欠です。
③痛みが無い場合は、可動域を広げることが目的となりますので、割と積極的に他動運動を加えます。
もちろんここでもやり過ぎたら痛みが出ますので注意は必要です。
ただの五十肩といっても上記3点はもちろん様々な状態を鑑みながらその患者様の状態に合わせて施術にあたります。
他の症状とは違う五十肩の特徴
例えば腰痛とか肩凝りとか坐骨神経痛とか。頭痛に至っても、日常の少量の負荷の積み重ねによって自身で育てて結果的に症状に至るものです。
しかし五十肩は、いきなりそうなってしますというパターンが多く、その原因も不明です。
しかしながら、実際は前の日まで可動域バッチリでブンブン回ってたのが、次の日いきなり可動域制限が顕著にみられる五十肩になってしまうというのは理論上中々考えづらいです。
ほとんどの方が日常生活に於いてあまり肩を挙げることが少なかったという方が多く、やはり日々少しずつ進行していたのを本人は気付いていなかったんじゃないかという仮説の方がしっくりきますし、論理的です。
実際はわかりませんが、強度の五十肩になってしまう方は普段あまり可動域を十分に使ってなかった方が多いという現実は確実です。
逆に言えば、違和感程度はほとんど方が早い段階で出現しますから、その早い段階で対処しておいた方が症状も強くならないと考えられます。
なにげない程度の肩の痛みであってもそれはゆくゆくは五十肩になるものかも知れませんので、なにより早目の対処が重要です。
五十肩の治る経緯・症状が軽減する順番
さて、腰痛・肩凝り・坐骨神経痛・頭痛、そのような症状に関しては少しずつ症状全体が改善していくようなカーブを描きますが、五十肩の場合は痛みと可動域制限を別に考えなければなりません。
まずは痛みの軽減です。
実際に可動域が先に改善するというパターンはありません。
仮に先に可動域が簡単に改善したというパターンがあるとすれば、それは五十肩ではなく、普通の肩関節部の痛みだったのでしょう。
それに越したことはありませんが、やはり実際には痛みが取れて、そこから可動域が徐々に改善していくといった順番になります。
痛みの軽減はそこまで長い期間はかかりませんが、可動域の改善は人によっては数ヶ月単位で考えなければなりません。
それだったら治療してもしなくても変わんないんじゃないの?っとお考えの方もいらっしゃるでしょうが、その人にとっては圧倒的に楽な時間は長く作れるのでやはりなにもしないよりも適切に治療した方がいいでしょう。
五十肩の治療方法
では五十肩をどうやって治療するか?
痛みの原因というのは、概ねその周辺の筋肉の影響が強いです。
そして痛みの原因となっている筋肉というのが必ず存在します。
その痛みの原因となっている筋肉を特定してその筋肉の状態を適正な状態に戻すことで、痛みも自ずと消失します。
また、なぜその筋肉が固くなっているかというのことにも着目し、それを一つずつ解決していくことで結果的に肩にかかる負担が減らせますので、痛みの軽減するといったカタチです。
可動域に関してはやはり少しずつ広げていくという形になります。
これは筋肉の状態の解決だけでは中々スムーズにはいかないものですが、その方の状態によって施術をすすめます。
鍼治療は非常に効果的ですので、その人に状態によって、おすすめしております。
鍼治療が苦手な方に関しても、最新の治療機器も取り入れておりますので、気になる方はお気軽にご相談下さい。