先日患者様とお話ししてたんですが、皆様寝る時の服ってこだわってますか??

結論から言うと、寝る時は絶対に全身フルで綿100%のもので揃えることがとてもとても大事です。

なぜ綿100%が良いか?

服同士の摩擦が少ない、かつ、②肌への刺激が優しいからです。

①服同士の摩擦が少ないということは、静電気が起きにくいということです。

実は静電気は体質などではなく、単なる衣服の組み合わせに於いて発生するものです。

綿同士だとその摩擦により発生する静電気が圧倒的に抑えられます。

②肌への刺激が優しいということですが、これは繊維レベルまで考えた時に、イメージとしては化学繊維では肌に刺さるとまでは言いませんが、より鋭利なもので肌をガリガリやってしまうと考えて下さい。

綿100%のものだと、例えば寝返りをする際には衣服と肌を擦り付けるという現実があるわけですが、その擦り付ける際の肌へのストレスが格段に低く済むということです。

仮に化学繊維バリバリのもの関しては極端に言えばやすりでゴシゴシやっていると思って下さい。言い過ぎですが。

そう考えると肌が荒れるのも当然です。

朝起きても疲れていませんか?

それ、就寝中の衣服が化学繊維だらけではありませんか?

就寝中は寝返りなんか結構すると思いますが、その際に相当量の衣服の摩擦は起こっていてその都度一定量の静電気が発生しており、自身に帯電しています。

その発生した静電気をずっとまとったまま寝ているということになるわけです。

以前書いたことはありますが、静電気は体表の血流を悪くする作用があります。

加えてその摩擦自体も肌に対するストレスは強いですから、それ自体でも体力を消耗してしまうということになってしまうのです。

なんとなく朝の疲れが気になる方が、実は化学繊維中心の衣服だったりすることは結構あり、それを綿100%に変更するだけでも朝の疲れが全然違うという事も多々ありますので、今一度見直してみては。

経皮毒って知ってますか??

一番イメージしやすいのは肌に直接塗るクリーム類や化粧水とかですかね。

あとはシャンプーなんかも当てはまりますが、要するに経皮毒というのは日常使われる製品を通じて実は皮膚からも体内に色々なものが吸収されており、その中でも有害なものを吸収することを経皮毒と言われています。

それが衣類からもどうこうというのは正直考えづらいかも知れませんが、そのような考え方もあるということを知ってはいた方がいいかと思います。

身体の中に入って結果的に全身を巡るという考え方ですが、それよりも物理的に考えてやすりで擦っているようなイメージの方がわかりやすくはありますね。

ただ本当にシャンプーとかクリームとかからは身体の内部にまで入ると私は思っているので、その辺の原材料に関しては気を付けた方がいいと思いますよ。