一般的にはあまり知られていない方の症状ですが、当院としてはだいぶ多いと感じる症状の一つです。
比較的↑この辺り↑に痛みが出ることが多いです。
棚障害になりやすい方
やはり圧倒的に多いのは学生を始めとしたスポーツをされている方々。
ですが、特にスポーツをしていない方にも多く30歳代~40歳代の方にも割と多く見られます。
なぜか当院の地元の整形外科では診断されることは少なく、異常無しで終わっている事が多いですが、その中にも一定数棚障害の方は確実に存在します。
結論を言うと若いスポーツをしている方が圧倒的に多いですが、割と様々な年齢層で棚障害は多いと感じます。
手術しなければならない方は?
今の若い方は知らない方もいると思いますが、以前は松井選手がこの棚障害に悩まされていたようです。
運動量が多く、そのパフォーマンスもある程度求められるような環境に身を置く方に関してはやはり程度にもよりますが、手術しないと中々改善できないという場合も多いでしょう。
上図のあたりに痛みが出たらどうすればいいか?
急な問題である場合は少ないので、とりあえずしばらく様子を見てもよいのですが、そこで痛みが消失したからといってもう治ったということは一切ありません。
ただ痛みが出ていないだけで内部の問題が解決したわけではなく、状態がまだたいしたことないので、脳が痛みとして反応していないということなんです。
痛みは無いけど痛みが出てもおかしくない状態が、そこにはある。
といった感じでしょうか。
まぁ放っといても残念ながらイイことはありません。
長い目でみて悪くなる一方でしょう。
ではどうすればいいかというと、痛みが引っ込んだとしても一旦どっかで診てもらった方が無難です。
当院であればその後のリスクや痛みが出ないようにするストレッチや生活方法などもお伝えできるので、とりあえず診せて頂きたいと思っております。
棚障害にならない為のストレッチ方法
棚障害にならない為というか、膝全般にも良いストレッチなので、是非参考にして下さい。
言ってしまえば腰痛も出にくくなる物凄く重要なストレッチ方法です。
まとめ
以上、実は割と多い『棚障害』ですが、早目早目に的確に治療すれば症状が悪くなることも少ないですが、やはり対処が遅れるとそれだけ改善も遅くなります。
アスリートレベルでの使い方では手術しなければならないような状態になることも割と少なくないかも知れませんが、軽い運動レベルや普通の使い方程度では手術しなければならないような状態になることも極稀でしょう。
棚障害自体はなぜかその辺の病院では診断されないことが多く、問題視されていないかも知れませんが、それを知って心構えることで日々の生活の中でもストレッチなどの対処法が変わってきます。
とりあえずその辺に痛みがある場合は一通り徒手検査を行い詳しく説明も致しますので、ご来院下さい^^