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オリゴ糖ってそもそも何?

砂糖、糖質、オリゴ糖、わけわかりませんよね?

みんな《糖》でちゃんと仲間です。

米も炭水化物、つまり糖です。

上の三つで言えば糖質です。

え?なに?炭水化物と糖質ってどう違うの?というのはほぼ同義語と捉えてよいかと思います。

そしてこれらを説明するうえで非常にわかりやすい図がこちら↓

オリゴ糖とは?

↑の図の一つの六角形を『単糖』と言いますが、これらがどれぐらい繋がったものか?で、呼び名が違います。

米に関してはその70%がデンプンであり、多糖類に属します。

砂糖は図にも書いてある通り、単糖が2個結合した二糖類に属します。

オリゴ糖は少糖類とも呼ばれます。

ちなみに『オリゴ』というのはギリシャ語で『少ない』という意味ですので、そういうことです。

オリゴ糖というのは、単糖が2~20個結合したものを言います。

なのでオリゴ糖はオリゴ糖でも種類は相当数あります。

ちなみにオリゴ糖ではありませんが、上でいう多糖類であるデンプンを多く含むものはこちら↓

●トウモロコシ
●小麦
●米
●豆類(ソラマメ・小豆等)
●ジャガイモ
●サツマイモ
●タピオカ(キャッサバ)
●片栗粉
●わらび餅
●クズ餅

等々が多くデンプンを含みます。

みんな大好きタピオカもデンプンですね。

要するにみんな大好きデンプンということでいいですね。

デンプンを多く含むということは糖質を多く含むということで、つまり『糖』ですね。

俗に言う『糖質』となります。

炭水化物でもいいんでしょうけど糖とか糖質とか炭水化物とかなんでこんな紛らわしいんでしょうね。

そしてこれらが生体内で分解されることより、オリゴ糖にもなるということです。

ご飯も分解されればオリゴ糖になります。

 

オリゴ糖を多く含む食材

オリゴ糖にも種類はいくつかありまして、その中でも胃で溶けやすいタイプと胃で溶けにくく、腸まで届きやすいタイプがあります。

昨今この腸まで届きやすい『難消化性』というタイプのオリゴ糖は腸まで届きやすいとされているので、それが腸活という目線で注目されている気がします。

なぜかというと、腸内まで行くことで善玉菌の餌となり、善玉菌が増えやすくなることで腸内フローラが整えられるということだからです。

かといって難消化性のものが優れていて消化性のものが劣っているというわけでは全くなく、どちらも重要です。

それでは具体的に何の食材がオリゴ糖を多く含んでいるかというと、

●きな粉  :  7.0%

●ごぼう  :  3.6%

●玉ねぎ  :  2.8%

●はちみつ :  1.5%

●にんにく :  1.0%

●バナナ  :  0.3%

等々。

ただ、どれも一定の量を摂ろうとすると、にんにくなんかそんなにたくさん摂るなんてたまったもんじゃないでしょうし、はちみつなんか基本的にチョビッとしか摂らないし、バナナばっかり食べててもそもそも偏ったら逆に別成分の〇〇の摂り過ぎということにもなりかねないので、そこは御注意を。

そしてもう一つ、オリゴ糖を直接摂ったからといって、その後には『胃』というph2の地獄エリアを通る際、分解されるものは分解されるということも認識しておきたいところです。

 

巷の噂のオリゴ糖のメリット

腸に於いてオリゴ糖は善玉菌の餌になるので、善玉菌が増加し、腸内フローラが整えられるから、その結果消化が良くなる。

ということなんですが、なんか抽象的で気持ち悪くありませんか?私だけ?

そもそも腸内フローラってなに?腸内フローラが整えられるってスゴク意味わかんなくない?腸内フローラが整えられるって意識高そうでその言動が気持ち悪い!しかもなんか斜に構えるというかけむに巻いてるというか良いように言って誤魔化してるでしょ!それ。って思わないですか?私だけ?

腸内フローラとは?

腸内細菌のことです。

そもそも腸内フローラというのはちゃんとした言葉でもあるんですが、フローラとはお花畑の事を指し、腸内の細菌の並びが健康な状態であれば、本来非常に美しくそれがまるでお花畑のように見えることから腸内フローラと呼ばれるようになったようです。

腸内が不健全な状態になると腸内細菌も荒れて腸内フローラも乱れて見えます。

腸内の菌の並びというのは本来非常に美しいものであるということです。

悪玉菌と善玉菌ってどう違うの?

以前発酵と腐敗の違いのブログを書きましたがこれも同様で要するに人間にとって有益か不都合であるかということです。

そう、どっちも同じ腸内細菌なのに、人間にとって都合の良いものは善玉菌、不都合なものは悪玉菌。

なんてこったい。

まぁ言ってしまえばなんでもそうなんですけどね。

そしてどっちでもない菌を『日和見菌(ひよりみきん)』というのは知らなかったでしょ?

私も知りませんでしたけどね。

腸内フローラが整えられるってどういうこと?

本来の健康な姿がお花畑(フローラ)のようになっている状態で不摂生等によりこのお花畑が悲しいことに荒らされます。

綺麗な綺麗なお花畑が荒らされるなんてさぞ悲しいことと思いきや何を隠そう荒らしているのはアナタです。

『えっ!?わたし!?』

多重人格者にでもなったかのようなリアクションをして欲しいところですが、そのお花畑を人知れず荒らしているのはあなたです。

で、整えられるということはつまり、《正常な状態に近づく》ということで間違いありません。

 

じゃあどうすればいいの?

本来であれば健全で規則正しく、日本人らしいバランスの取れた食事を腹七分で抑え、軽く身体も動かしながら日々笑って過ごしていれば、あなたの腸内お花畑は本来の美しさを保つことができるでしょう。

しかしみんな忙しい現代社会、そんなことできねぇよ!という声が聞こえてきそうです。

ではどうすればいいのかというと、私の考えは、ちゃんとこういう知識を知ることが第一歩だと思います。

TVや雑誌の情報を鵜呑みにし、自身では特に何も考えもせず、あれが良いと聞けばそっちに靡き、いやあれがと聞けば必殺180°ターン。

じゃなくて、ちゃんと考えて色々調べてみてまたそこから考えて実行に移せば、あれとこれが繋がって、それとそっちも繋がって、非常に自身の中にもしっくりくるものと出会えるはずです。

私はちょっと前から妻が自家製甘酒作るようになりました。

米麹はさすがに買ってきますが。

それを牛乳を自宅で発酵させたヨーグルトと混ぜて毎日頂いております。

これがまた普通に美味い。

続けないと効果のほどはまだはっきりとはわかりませんが、そのうちまたレポートしたいと思っております。

それはそうとちょっと前までは甘酒が米麹なんて知らず米麹が米というのも曖昧でしたし、米が7割デンプンの多糖類で分解すればオリゴ糖にもなるということなんていうのも、もちろんちゃんとは知りませんでした。

今回なんだか色々調べるうちに色んな事が繋がってきて自身の頭の中でもスッキリすることも多く、また、TVや雑誌の情報に関しては改めてつっこみたくなることが多数目に付くようになってます。

ちょっと調べれば相当の情報量が出てきて混乱しかねませんが、今回の記事が足しにでもなれば光栄です。

腸内フローラを整えるのは他人でもなく、薬でもなく、あなたです。なんつって。

 

 

 

 

 

しかし話長いですね。

読んで頂き有難う御座いましたm(__)m