今年の夏はものすごく暑かったですね。
これから寒い寒い冬を迎えるわけですが、なにより夏からの落差が半端なく感じるかも知れません。
冷え性の方なんかはもうたまんないでしょう。
今回は効率的な温め方、健康的な身体の温め方にについて。
ただひとくちに『温める』といっても、なにで温めるか?どうやって温めるか?で、その効果は全くかわってきます。
ますは簡単に≪身体に良い≫『熱』の種類、温め方、を書いてみます。
『熱』には大きく分けて2種類あります。
一つは、【乾熱】。そしてもう一つは【湿熱】です。
とりあえず身近なものとしては…
≪ 熱の種類 ≫
【乾熱】⇒電気毛布・こたつ・電気カーペット・カイロ・石油ストーブ(ファンヒーター)・ハロゲンヒーター・エアコン
【湿熱】⇒お風呂・湯たんぽ・オイルヒーター(ものによるかも・・・?)
そして、その熱を身体にどうやって伝えるか。
温める方法はというと【間接的】にあてるか、【直接】あてるか、に分けられます。
結論から申しますと、【湿熱】を【間接】的に身体にあててあげる温め方が、一番効果的で身体に良いです。
コタツ・電気毛布・電気カーペット
電気で作られた熱は静電気(電磁波)が発生します。
その静電気は体表の毛細血管の壁に、ゴミをくっつき易くしてしまうという性質があります。
加えて、体表の水分を蒸発させ易いです。
結果、血液はドロドロになりやすいです。
みなさんもコタツで寝てしまって喉カラカラになったことはおありでしょう。
既に体感して頂いてるのではないでしょうか。
温まるというより皮膚だけが熱くなってしまうので、脳は「暑い!!」と認識してしまい身体はそれを冷やそうとして、結果的に身体は冷えてしまいます。
汗が出るということは身体自身は冷やそうとしています。
コタツ・電気毛布から出たら余計寒くなっていますよね。
エアコン・石油ファンヒーター・ハロゲンヒーター
喉が渇いてしまうということはかなり水分を飛ばしているということです。
良いものではありませんね。
特に喉の乾燥はウイルス等の付着を促進してしまうのは御周知のとおり。
ハロゲンヒーターに関しては、表面しか温まりません。
温まるというよりはただ暑くなるといった感じでしょう。
エアコン・ファンヒーターはまだマシかも知れませんが、ハロゲンヒーターの場合は上記同様「暑い!!」と認識してしまうので、汗が出てしまい、結果的に余計に身体は冷えてしまいます。
お風呂はダメなのか??
湯冷めさえ防げば効率は良いものと考えます。
全然ダメなことは無いのですが、水分が身体から飛ぶ(蒸発する)時が一緒に熱まで持って行ってしまうので、その時に身体は冷えてしまいます。
いわゆる湯冷めの時です。
なので、お風呂から上がった時はなるべく早く保温に努めるようにする必要があります。
それさえおこなっていれば、より効率良く身体を中から温める事が出来ます。
もちろん熱過ぎたりぬる過ぎたり、カラスの行水だったり異様に長過ぎたり、はNGです。
お風呂から上がればできるだけ早く水分を吹いてできるだけ早く服を着ましょう。
とにかくせっかく温まったんだから身体から熱が逃げてしまう前に保温です。
そして寝る時はなるべく綿か絹で全部揃えた方が、なお冷えにくくなります。
結局綿か絹が一番身体には良いですよ。
湯たんぽ
☆身体を効率良く芯から温めるにはこれがベスト☆
特に足が冷えてる方が多いですが、足の側に置いて温めるよりも、下腹部の側に置いてあげた方が効率良く足部含め身体全体が温まりやすいですよ。
大事なのは液体で作った熱を間接的に身体に当ててあげるというやり方が、一番身体にやさしく、かつ効果的だという事です。
オイルヒーター
部屋全体を温めることを目的とすれば、身体には一番良いと思います。
ただただ温まるまでが非常に遅く、オイルヒーター個体のお値段もちょっと高く、他の暖房機器と比べると電気代もかさみます。
オイルヒーターに関しては住宅事情との相性も非常に重要ですので、しっかりと気密性が保てている住宅でないと、電気代ばかりがかさみ、効果はイマ一つということになりかねません。
『うちは隙間風が多くて寒いんだよね~』という方は正直オススメしません。
『家建てたばっかだしお家あったか~い』という方にはオイルヒーターは非常にオススメです。
床暖房は??
温水式と電熱式があります。
上で書いたことをまとめても、温水式が断然身体には良いと考えられます。
ガス温水式と電気温水式がありますが、それはどちらも相違無いと考えております。
とにかく温水式の場合は湯たんぽを敷いているのと変わらないので、考えただけで心地良さそうですね。
まとめ
簡単に書いてみましたが、結局オイルヒーターか湯たんぽか温水式の床暖房が身体を効率的に温めるにはベストだと考えます。
湯たんぽなんかが無い方は2ℓのペットボトルを代用しても良いでしょう。
ただ、低温火傷の危険度は上がりますので、周りのカバーは厚過ぎるぐらいでもいいかも知れないですね。
普通の湯たんぽでも付属のカバーはありますが、これを二重にして使うぐらいがちょうど良いと思います。
湯たんぽ、イイですよ♪