さて、そろそろ真面目にブログを書いてみますが、私が最近苦しんでいる肘の痛みについて掘り下げてみます。
野球肘とテニス肘
私の痛む肘の場所は概ね肘のいわゆる外側、通称テニス肘と言われる場所のあたりです。
通常に肘の痛みは野球肘かテニス肘が多くなりますが、これはただ単に痛みが出ているだいたいの場所がその辺であれば、実際に野球をしていなくてもテニスをしたこがなくてもそれぞれそういう診断名で診断されます。
要するにただ単にテニスをしている人に多く出る痛みの場所だからテニス肘、野球をしている人はそこらへんに痛みが出る人が多いから野球肘です。
私のように野球をしていてテニス肘が出る場合も割と普通のことであり、さほど珍しいことでありません。
私はなにをしててテニス肘になったか
私は野球をしていてテニス肘になりました。
投げる動作はしておらず今回はバッティング動作のみ。
私は左バッターですが、痛みが出たのは右肘です。
野球で肘を痛めるということイコール投げる動作で痛めたんだなと推測するのが普通でしょうが、打つ動作のみで痛みが出ました。
野球でもバッティング動作で肘を痛めたらテニス肘?
とは限らず、どのような動作にしてもその人の筋力や下半身の使い方等から負担がかかる箇所が出てくるので正直野球だろうがテニスだろうがどちらに痛みが出てもおかしくはありません。
なんにせよその人の筋力以上のことをしたときに痛みに繋がる、ということです。
投げる動作が過剰に多くなれば内側に痛みが出る可能性が高いですね。
肘の痛みの原因
どこの痛みの原因もそうなんですが、外傷(外部からの刺激)が無い限りほとんどが筋肉由来のものであり、骨や靱帯の状態等はほぼ間違いなく問題ありません。
アスリートレベルの運動量になると腱の炎症等もあると思いますが、普通の運動レベルだとほぼ筋肉由来だと思って下さい。
ちなみに『スジですか?』と質問されることも多いですが、スジという医学的な場所は実は存在せずだいたいが筋肉のスジ張ったところを指すことが多く、要するにスジというのも筋肉ですので、『スジですか?』の質問の答えとしては『筋肉です』ということになります。
総じて、肘の痛みの原因は筋肉の過緊張であるということがほとんどを占めます。
肘の痛みに対する治療方法
上記で書いた過緊張している筋肉を割り出しその過緊張を取る、ということが第一目的となります。
ですが、この過緊張している筋肉というのは一つではないので、まずはどの筋肉が一番悪さをしているか、そして次に影響しているのはどの筋肉か、またそれがどのような経緯でそうなってしまったかを勘案し、それらを解決するように治療をすすめていきます。
当院では主に手技による治療を施しますが、希望により原因の筋肉に対する鍼治療を行っております。
鍼による治療は肘の痛みへの治療に関しては割と刺激が強くなることが多いので鍼に抵抗が無い方への治療に限ります。
が、ホントに効果は期待できるので、オススメです。