こんにちは。吉田です(^-^)
過換気症候群って聞いたことある人は多いことでしょう。
過換気症候群とは、急に過呼吸の状態になり短時間に息を吐いたり吸ったりを繰り返し息苦しい状態です。
過呼吸を繰り返すことで血中の炭酸ガス濃度が低くなり、呼吸を司る呼吸中枢が刺激され過換気(吸ったり吐いたり)が起こります。
極度の不安がある人、悩み事を抱え込んでいる人、緊張しやすい人はこの状態になりやすいです。
呼吸困難だけではなく、筋肉のけいれんや筋肉が収縮して固まったり、手足のシビレなどの症状も出ます。
とても息苦しく呼吸が出来ないとパニックに陥る為に余計に症状が悪化してしまうのもこの症候群の特徴です。
症状としては数十分~1時間ほどで落ち着きます。
呼吸困難で死ぬんじゃないかと思う人もいるくらいですから相当苦しいものなんです(;_:)
でも大丈夫!この症状で亡くなることはないので、もし自分がなった場合は落ち着いてなるべく呼吸を遅くするのを意識することが大事です!!
もし他人がなっているのを見かけた場合はまずは落ち着くように伝えることが必要となります。
以前は紙袋などを口元に当てて自分が吐いた息をまた自分で吸わせるように言われていましたが、今はあまり効果がないと言われています。
この原理としては、呼吸とは二酸化炭素を吐き、酸素を吸うというものですが、
過換気症候群では息を吸って吐いてというのが短時間で極度に多くなるので、二酸化炭素を吐きすぎている状態です。
その為、自分で吐いた息(二酸化炭素)を取り込むことで落ち着くという原理なわけです。
しかし、以前から言われている対処法なのでその対処をすることで患者さんの安心感に繋がるという効果は期待できます(^-^)
僕の身近にも過換気症候群の人がいるんですが、発作が出るとだいぶキツそうです。。。
つい最近も発作が出たときに居合わせましたが、うなだれて呼吸困難になり手足のシビレ、手の筋肉の硬直が出ていました。。。
その時は、考え事が多くなって抱え込んでいたものが多くなってしまったようでした(>_<)
今日は過換気症候群について簡単にお話していきました(^-^)
以上、吉田でした!(^^)!