膝の痛みに関して
『軟骨が擦り減って痛いんですよ』というのは嘘です。
だからとにかくそう言われたとしても痛みに対して諦めないでください。
適切な処置、治療をすれば軟骨の状態がどうであろうが、ちゃんと痛みは取れます。
実際のトコ
軟骨が擦り減るということは周りの筋肉の状態なども悪い状態であると言えます。
なので軟骨が擦り減っている方々は痛みもある方がほとんどでしょう。
ただ、軟骨が擦り減ったとしてもそこに痛覚はありませんので、軟骨が痛いというわけではありませんし、実際は骨が変形して骨が擦り減ったとしても骨自体も痛みは感じませんから骨が痛いというわけでもありません。
しかし現実は、誰でも痛かったらまずは病院に行ってレントゲンやら撮るわけですから、そこで軟骨が擦り減ってる所見があればその痛みがそのせいにされるのは間違いありません。
なにが痛いか?
痛みの原因は周りの組織、主に筋肉からの痛みというのがほとんどです。
半月板がめくりあがってピラッピラの状態になってしまうぐらい損傷していれば間違いなく他の組織にも干渉しますので、強い痛みが出ます。
しかしながらその痛みの原因はそもそもなにかと言われると軟骨そのものではなく、筋肉を主とする周りの組織が原因だということです。
その原因(筋肉の過緊張等)を治療により解決することで結果的に痛みは消失しやすくなります。
手術が必要な場合
中にある軟骨(半月板)の損傷が激しく、周りの組織に悪影響を与える場合は手術という方法がベターです。
ですが・・・・・
手術したとしても痛みは完璧には取れません
内視鏡の手術をして損傷した半月板を除去したとしても、周りの環境(上下の筋肉の状態)が悪いままですから、完全に痛みがなくなるわけではありません。
干渉してた部分は消失しますので、だいぶ楽になることは期待できます。
ですが、上下の筋肉の状態が悪い状態である限り痛みは完全には消失しません。
半月板の状態により、手術が必要な方は必要ですが、その後の治療・ケアも同じぐらい必要だということです。
当院の利点
痛みの直接的な原因になっているモノを特定してまずはその痛みを解決するとともに、それを作っている間接的な原因を考察し、またそれを解決する、という考えで治療を行っております。
その為にはやはりそれなりの知識と経験と想像力が必要ですが、なぜ想像力が必要であるかというと、整骨院という特性上レントゲンやMRIはありませんから、それらがなくても一通りの検査方法で内部の状態をどこまで想像・把握できるかや、その人が普段どんな使い方をして今現在の身体を作り上げてきたか等の想像力がなによりも大事だということです。
一応経験としてはえんが開院してからは6年ぐらいですが、業界は19年となりそれなりの経験積ませて頂いておりますので、安心してお任せ下さい。
レントゲンやMRI撮影が無くともある程度までは把握できますが、もしなにか怪しいものが感じられれば迷わず一旦病院の受診を薦めさせて頂いております。