当院は足関節捻挫に関して、骨折をしていない限り基本的にホワイトテープによる『固定』は行いません。
【固定によるデメリット】
●治りが遅くなる
●痛みが長引く
●関節が固くなる
いずれも、《筋肉が急速に縮んで固くなるから》です。
【固定によるメリット】
●痛みが出にくい
そりゃあ固定してれば動かせませんから、痛みが出ないのは当たり前です。
無難に行うならガチガチの固定でしょう。
【なぜ固定するのか】
●痛みが出ないようにするため
院としては、固定しておけば間違いないからとりあえず固定するんです。
ただ、それでは早く治りませんし、症状も長引きますし、ポテンシャルも落ちっぱなしです。
学生さんは致命的ですよね。
【当院の捻挫の治療法】
●最も大事な事は『良い状態を作る』・『圧迫』・『良い状態で使う』だと考えます。
●当院では一般的に言われるホワイトテープではなく、キネシオと呼ばれる伸縮性のあるテーピングを使用します。ホワイトテープは伸縮性が無く、可動域を極端に狭くしてしまうので、予後が悪くなります。
●まずは正しい位置関係に戻します。矯正が必要な方は矯正します。一定以上の捻挫ですと、位置関係のズレが起きますからその場合矯正は絶対に必要になります。違う位置関係のまま使ってても、痛みはいつまで経っても取れません。
●圧迫に関してはホワイトテープによる役割と同じになりますが、腫れを抑制する為です。
●当院の捻挫に対する考え方は『固定』よりも『矯正』に近く、要は動かす為のテーピングです。
●良い状態で使ってあげることにより、回復速度は格段にUPします。なので、治療により、良い状態を作った後、良い状態をKeepする為にテーピングを施し、あとはどんどん使ってもらいます。いきなり急激に使うのも良くはないので、基本ウォーキングです。
●結果的にガチガチに固定するよりも早く現場復帰でき、痛みが取れるのも早くなります。同時に下半身全体の調整も行ってますので、よりポテンシャルも向上することでしょう。
【特に学生さんへ】
●早く治したい方
●部活を休みたくない方
●明日試合だけどなんとかしたい方
当院へ来て下さい。
なんとかします。