↑衝突ですね。『転ぶ犬』で検索してみて下さい。一人でニヤニヤしてしまいました笑
はい。
さて、当院には割と多くの足関節捻挫の患者様がいらっしゃいます。
特に多いのが学生さんですが、クラブ活動に所属している学生さんなんかは特に『休みたくない』『早く復帰したい』という気持ちが強いです。
そりゃあ、長く休んでしまうことにより、レギュラーを外されたり、ポテンシャルが低下したりと良いことはありませんので、当院もできるだけ全力をもってその気持ちに応えるべく頑張っております。
固定したら治るのに時間がかかります。
もちろん『固定しなきゃいけない状態』というのはあります。
が、固定の必要性が無いのに固定されてしまった、というパターンも今まで多数有りました。
まず知っていただきたいのは、『固定されたからといってそれが最良の選択とは限らない』ということです。
要するに疑って下さい。
固定をすることにより、その関節は動かせなくなりますから、その上下の筋肉は自ずと落ちてしまいます。
筋肉というのは使わなくなり落ちる時に、縮むような感じになるのですが、同時に固くなってしまいます。
固くなった筋肉は二次的な痛みを引き起こしてしまうので、その痛みが割と長く続いてしまうこととなるのです。
捻挫による痛みだけではなく、固定することにより筋肉が固くなっての痛み、ということですね。
《松葉杖で来院したのに、帰りは普通に歩いて帰った》という例もありました。
当院の捻挫の治療
極力固定はしません。
テーピングはもちろん必須です。
テーピングをする意味はなんなのかというと、『固定』ではなく、どちらかというと『矯正』です。
足首の環境を良い状態に戻してそれを維持する為のテーピングということになります。
テーピングをする前に手技による治療はしますが、それも『いかに足首の環境を正しい状態に戻すか』というのを意識して治療しております。
まずは治療で正しい状態に近づけ、テーピングにより正しい状態で使えるようにすることで、痛みは圧倒的に改善され、回復のスピードも圧倒的に早くなります。
なので、当院ではまず、
①足首の矯正(正しい状態に戻す)
②足首の上下の筋肉の調整(痛みの原因になってる筋肉を良い状態に戻す)
③テーピング(良い状態で使えるようにする)
の3点が大まかなところとなります。
目的とするところは、とにかく『早く治すこと』『早く復帰してもらうこと』です。
多少痛くても全然大丈夫です
多少痛くても多少我慢して使った方が治りは早くなります。
ただ、必須条件として『圧迫』と『矯正』をしとかないと、スムーズにいかないことも多くなってしまいます。
ですが、圧迫と矯正をしないにしても総じて多少痛みを無視して使ってる方の方が、改善のスピードは早いと言えます。
かばってしまう程痛みが強ければもちろん無理しない方がいいですが、かばわないでいい程度であれば多少の痛みは無視してどんどん歩いてください。
やっぱり痛いからかばってしまうという場合は、そこまで頑張って歩くのはあまり良いことではありません。
足首を捻挫したらどうすればいいか?
とりあえず当院にご来院下さい笑
っというのが無理な方に関しては、とりあえずそこらへんにあるテーピングでぐるぐる巻きにしとくだけでも効果はちゃんとあります。
キチンと綺麗に美しく巻く必要は全然ありません。
適当でいいのでとりあえず『圧迫』の意味でぐるぐる巻きにするだけでも意義はあります。
あとは前にも書いたように歩いたほうが良いのですが、歩いた方が良いか歩かない方が良いかのラインはやはり一般の皆様の判断では難しいところなので、一度当院に見せて頂ければ間違いありません。
病院に行った方がいい場合とは?
もちろん捻挫の程度が強いと、一度骨折の有無を確認する意味で病院での受診をお勧めしております。
当院を先に受診された場合も、当院の判断で骨折又はなにかしらの疑いがある場合はこちらで紹介状をお渡しして病院を紹介させて頂いております。
とりあえず病院に行った方が良いケースとは、
●腫れに内出血を伴う場合
●腫れすぎてパンパンになってる場合
●黙っててズクズク疼いて痛む場合
●布団の重みでも痛い場合
●足を付けない場合
以上なんだか適当ですが、私も足関節の骨折(腓骨骨折)はしたことありますので、経験談から、ということで参考までに。
余談ですがワタクシ、ボルト&ナットと人生を共にして早16年、多少改造人間です。多分火葬場まで持っていくってやつです。
まとめ?
とにかく、足関節捻挫(足首の捻挫)は整骨院えんにお任せください笑