薬が絶対に必要不可欠な方もいますが、とりあえずそこは置いときまして。

 

そんなうまい話はあるわけない

根本的に勘違いされてる方が多いかも知れませんが、薬は基本的に今あるその不調の原因となってるそこに、ピンポイントで効くわけではありません。

よく考えてみて下さい。

飲み薬を例にお話ししますが、口から摂取したそれはまず食道を通り胃へ入り、そこから先の消化器で徐々に体に吸収されます。

ここからです。

そんな都合よく患部にピンポイントに『効く』と思いますか??

Atherosclerosis

吸収されたそれは一度身体全体に回るぐらいのイメージを持っといていいでしょう。

なによりもっとも重要なのは、『胃』にかなりの負担が掛かるという事実。

っというより出す方もわかってますもんね。併用して胃薬を処方される始末。

いや、これ、だいぶおかしいんですよ。

胃薬といいましても、胃を『治す』ものと思ってらっしゃる方もいると思いますが、それ、全然違います。

『分泌物を無理矢理調整する』ものです。

『症状を一時的に麻痺させる』ものです。

明らかに胃には負荷がかかりますので、胃は疲れます。

胃薬なのに胃の状態は余計悪くなる始末。

このパターン、非常に多いです。

 

薬は基本『毒』

副作用が無い薬というのは存在しません。

健康な人にっては基本『毒』なんです。

感じない、又は自覚が無いだけで、間違い無くどこかしらに不可抗力的な負担は加わります。

 

胃に対しては特に負担をかけてしまう

薬というのは確実に胃への負担は大きく、胃は相応に疲れます。

そして胃の機能は落ちてしまうのです。

「胃の元気が無くなる」・「胃の活動量が低下する」、といったイメージで考えて頂ければ解りやすいでしょうか。

実は痛みや違和感の症状がある方で、『胃』からの影響が強い方はかなりいらっしゃいます。

あまり一般的な考えではないのですが、胃の機能が落ちてくる、胃が疲れてくると、身体全体的な筋肉の働きは悪くなるんです。

特に下半身、下腿(ふくらはぎ)に症状が出る場合は多いです。

『ふくらはぎがつる』、『こむら返り』、『からすまがり(??)』(土地によって言い方色々・・・・)は経験された事ある方が多いと思いますが、実はかなりの確率で胃からの影響が強いです。

あとは下半身の怠さ、なんだか重い、等々。

『つる』・『ダルイ』・『重い』はまず胃の影響が考えられます。

 

薬をず~っと飲んでる方へ

最もお伝えしたいのは、効果がよくわからないまま継続的に服薬されてる方。

私もどうしても辛い時は薬ぐらい飲む時もあります。

どうにもならない時は、副作用とか胃の状態とか言ってる場合じゃないこともよく理解できます。

しょうがない時もありますから。

でも、効果がよくわからないまま習慣的に飲んでる薬がある方はこの先もずっとそれを続けるのでしょうか??

確実に胃はどんどん疲れて少しずつ少しずつ機能が落ちてしまう事は明らかです。

多少の不安は有るかも知れませんが、継続的に多種の服薬を続けられてる方は、今一度効能を確認し、よく考えて本当に必要な物だけに絞るようにされた方が良いでしょう。

気が付かない内に色々な所に負担は掛かっていますよ。

長期的になんだかよくわからないまま、『つる』・『ダルイ』・『痛い』等の症状がある方、もしかしたら胃の影響というのも十二分に考えられます。

もちろんそれだけではないのですが、症状があるということはなにかしらの原因は他にも絶対にあります。

『足のつり』・『全体的なダルさ』・『原因不明の痛み』等々、些細な症状でも、一度ご相談いただければ光栄です。

 

 

 

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