ガソクエンと読みます。
ガチョウのガという字です。
鵞鳥でガチョウと読みます。
ガチョウ?
アヒル?
え?
違うもの?
と思いませんでした?
ちょっと調べたらどちらもカモ科ですが、違う生き物のようです。
そりゃそうですが、いざ見たら多分わかりません。
そしてガソクエンの話に戻りますが、別名として鷲足炎とも言います。
こちらもガソクエン、こちらは鳥のワシという字です。
かっこいいですね。
圧倒的に。
お友達になりたいぐらいです。
鵞と鷲、どっちも使うことはあるようですが、どっちでもいいでしょう。
多分。
読みは一緒ですし。
その部分がガチョウ又はワシの脚の部分に似ているためそういう命名がされたとかなんとか。
ここではカッコイイからワシの方の【鷲足炎】でいきます。
どの辺りの膝の痛み??
↑この辺です。
触ったら割とピンポイントで特定できます。
ここら辺のあるポイントらへんを【鷲足】といいます。
その鷲足らへんが痛いから鷲足炎です。
なんで鷲足が痛くなるか?
↑こんな感じで3つの筋肉がその辺に集まって付着しており、それらの筋肉が過剰に緊張したり縮んだりすることにより、鷲足部分に影響を与えます。
簡単に言うと鷲足部分を引っ張ってしまい、そこに強いストレスが発生し、それが痛みに発展します。
なんでその筋肉が固くなっちゃうの?
歩き方や日常生活に中での使い方によります。
総じて外側荷重が強い方は内側に筋肉群がうまく使えなくなるので、内側の筋肉群は縮むこととなり、縮むという事は固くなるので、それが痛みの直接的な原因となります。
したがってこれらの筋肉群は過剰に緊張することよりも、縮んで固くなることが多くなります。
要するに足部の外側に荷重がかかり過ぎてるから内側が痛くなる。
というパターンが最多です。
鷲足炎の治療方法は?
病院では炎症してますよっということで、薬での治療やリハビリとなりますが、正直本当に炎症しているかといえば疑問があります。
そしてまた治療するといってもその痛いところだけを見るのでは何も始まりません。
注射等をしたとしてもあまり期待はできないと思っておいた方がよいでしょう。
直接的な原因となっているのは上記3つの筋肉なので、直接的なアプローチとしてはそれらの緊張を解除していかなくてはなりません。
そして『なぜそれらが緊張しているか?』という間接的な原因も探りつつ治療していかないと根本的な解決にはなりませんので、まずは直接的な原因である上記3つの筋肉の問題の解決、そして次に間接的な原因であるものを解決する。
ということにより飛躍的に症状も改善しやすくなります。
当院では直接的な原因が明確な場合は鍼治療を行うことにより、一層治療効果を出しやすくできますが、もちろん鍼が苦手な方に関しては手技だけで対応しております。
どこの痛みもそうなんですが、その原因、またはその原因の原因までもしっかり紐解いていかないと中々根本的な問題解決にはなりませんので、ちゃんと論理的に組み立て治療に取り組むことを大事に日々向き合ってますので、鷲足炎かもと思った方はもちろん膝の痛みに関しては得意としておりますので、お気軽にご相談頂けると光栄で御座います。