《腸活》っていう言葉を最近よく耳にすることが多くなりましたよね。
そもそも腸活って具体的になに?っという想いのもと色々調べてみておりましたが皆さんどういうのを想像しますか?
要するに《腸内環境を整えて腸の働きを正常にする》ということです。
これも随分抽象的でモヤっとします。
ではさらに、それって具体的になにをすんの?と。
腸活ってなにすんの?
《腸内環境を整えて腸の働きを正常にする》ということですが、具体的には↓の感じでしょうか。
●食べ物をととのえる・腸に優しい食事を摂る
○野菜を食べる
○脂分を控える
○炭水化物を控える
○人工甘味料を控える
○化学調味料を控える
○善玉菌を摂る
○発酵食品を摂る
○食物繊維を摂る
○オリゴ糖を摂る
といったところでしょうか。
特に下線を引いた4つは意識高いぜ俺イケてるぜというアピールポイントだと思います。
他には、
●ジュースクレンズ
●ファスティング
とか最近流行ってますね。
あとは、
●ウォーキング
●ピラティス・ヨガ
●等の軽い運動
なんかも間接的ですが消化器系の動きを活性化させるには非常に大事なところです。
上記なんかが一般的なイメージとしてはそんなところではないでしょうか。
当院では腸活というわけではありませんが、治療の一環として胃や腸へのアプローチも行いますが、それも腸活と言ってしまえばそういう事になります。
定義という定義はありませんので、『最近腸活してて~』というふうに言えば、イケてるマダムの仲間入りです。
腸活と発酵食品とビフィズス菌と
前回こちらで話をするために発酵食品の記事を書きましたがそこで述べた通り、発酵食品のメリットというのは腸に於いて十分検証されており、科学的にもメリットが多いので、適度な量の発酵食品を摂ることは私も推奨します。click☞(アナタの知らない発酵〇〇のホント)
簡単に言うと、発酵食品は腸で善玉菌の餌になるので、腸内環境を整えることが期待されるということと、ビフィズス菌は代表的な善玉菌だという事です。
では具体的な案としては、
《ヨーグルトに甘酒を掛けて食べる》
これは私も実践してみてます。
実は妻がそれやっていまして、なんだか調子が良さげだったので。
発酵食品の高い栄養価に加え乳酸菌やビフィズス菌を始めとした良質な菌の摂取でGo快便!とまではまだ正直よくわかりませんが。
《納豆をすり潰して味噌汁に加える》
東北地方で納豆汁といわれる郷土料理があるのですが、味噌と納豆の発酵食品ダブルパ~ンチ!
《ぬか漬けをサラダに投入》
生野菜自体は身体を冷やす作用があるのですが、ぬか漬けとタッグを組むことにより、その問題も解決し、ぬか漬け単体での食べ難さも消失してWin-Winの関係へ!
食物繊維と発酵食品の栄養素でダブルでOK!
とかなんとかとりあえず書いてみましたが、『腸活 発酵食品 レシピ』で検索するとたくさん出てくるのでもうやめます。
ジュースクレンズってなに?
最近よく聞きますね。私だけ?
ファスティングみたいなもんと思ってましたが、色々調べてみると、食事制限をしながら朝ご飯と夕飯はコールドプレスジュースだけとかそんな感じのようなイメージですが、多分色々あるんだと思います。
一般的に『コールドプレスジュースを使って食事制限をするファスティング』と思って頂いて差し支えないかと。
ファスティングとは直訳で断食のことですが、ジュースクレンズは方法によって断食したりしなかったりやり方はそれぞれなので、厳密に言えば違うんでしょうね。
良いか悪いかは正直よくわかりませんが、なんにせよあんまり極端なやり方はオススメしかねます。要注意。
統計がしっかり出ているやり方なら効果的だと思いますよ。
当院オススメ腸が活性化するツボ
【中脘(ちゅうかん)】
具体的な場所はというと、
上の肋骨ですが、真ん中の部分を【胸骨】といい、その下の尖っている部分を【剣状突起】といいます。
その【剣状突起】と【へそ】を結んだ線のど真ん中が【中脘】です。
【気海(きかい)】
こちらのツボの具体的な場所は、【へそ】の下3㎝前後です。
なぜ前後という曖昧な場所なのかというと、東洋医学のツボの概念はその人の体格によって違うのが一つ、そして例え体格が全く同じであってもツボの確定というのは実際に触ってからツボの最終決定をするので、その時その時で変わるという考えからです。
要するに厳密にどれぐらいというよりも場所はだいたいで結構です。
ではこの二つのツボをどうすればよいか?
①、仰向けで両手の中指で中脘を触ります。
②、仰向けの状態で大きく息を吸い、お腹を膨らませます。
③、息を吐きながら中脘を押して下さい。多分痛いです。
④、①~③を同様に次は中指で気海を押しながら行ってみて下さい。
以上①~④を3回程行ってもらうと、胃~腸までの消化器系の働きは随分変わります。
反応が良い人はギュルギュル鳴り出しますよ。
この【中脘】と【気海】というツボは効果も非常に出やすいので、《腸活ツボ》として覚えておくと損はないですよ。
”えん”と腸活
当院としては腸活だ腸活だといって、腸というものを腸だけとして捉えるのではなく、胃も含めた消化器全体として捉えた考えに加え、東洋医学的な考えである、いわゆる五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎・胆・小腸・胃・大腸・膀胱)のそれぞれの関係性を含めた考え方もふまえて、それらを多角的に捉え絡めながら日常の治療にあたっております。
ぎっくり腰と胃腸
当院なりの絡め方としては、例えばぎっくり腰なんかも胃の働きと密接で、胃の治療なくしては解決に至らない場合も多々あります。
『ぎっくり腰なのに胃の治療』ではありますが、きちんと考察してその方法に至ってますし治療効果は絶大です。
もちろん胃の治療に関してはぎっくり腰だけではなく、様々な症状に絡むところですので、ふと関係なさそうで胃の治療をしたりもしてますが、やはり比較的改善の幅も大きくなることも多く、胃を含め胃腸の役割というのは絶大だなと感じながら日々診療にあたってます。
他に特徴的な胃の症状としては『足がつる』なんかも胃からの症状である場合が多くみられますよ。
美容鍼灸と腸活
当院では美容鍼灸もやっておりますが、美容と腸活は切っても切れない関係というか相関関係は大いにあるという事実は皆様周知の通りでしょう。
胃を含めた胃腸、消化器系の状態が元気になれば、顔の血流やお肌のターンオーバー等も促進し、結果的にお肌のハリ・ツヤも向上しやすくなります。
なので当院では美容鍼灸のオプションコース(準備中)として【+腸活コース(準備中)】を用意しております。
せっかく美容鍼灸をしてお肌の状態は良くなるのに、胃腸の状態が芳しくないと、効果も長続きしにくくなります。
まずはお肌の状態を改善させるというのは非常に有効で大事ですが、もっと内面の問題にも目を向けそこを改善させることにより、お肌の状態ももっと改善しやすくなります。
”美容鍼灸に加えて【+腸活コース(準備中)】でもっと根本から綺麗に”
ご用命お待ちしております。