どの症状に対してもですが、症状が出る場所だけに問題があるわけではありません。

今までその人が普段の生活の中でどのような身体の使い方をしてきたかを知ることが最も大事で、それと実際に筋力の付き方や身体のカタチを比較しながら答え合わせするような感じで直接的な原因を特定していきます。

肩凝りという症状に拘らずお身体をトータルで考え根本的に解決したいというのが当院の考え方です。

肩凝りや頭痛に関しては、『生まれつき』や、『頭痛持ち』等といった考えをされる方もいらっしゃいますが、まったくそうではなくほとんどの場合日頃の積み重ねの結果です。

何年も連れ添った肩凝りや頭痛であろうが、まずは直接的な原因を特定してそれを解決させ、また、それを生み出している原因を順を追ってつぶしていくことで、ちゃんと症状は改善します。

肩凝りの原因

やっぱり一番は【姿勢】です。

頭部の重さというのは概ね体重の1割程と言われております。

大雑把に5~6kgぐらい。

首回りを含め肩の周りの筋肉はその5~6kgのものを常に支えていることになります。

肩凝りや頭痛に悩まされている方々はその支え方に問題があるのです。

そう、姿勢です。

上の絵で頭部がボーリング球ぐらいの重さと考えて頂くと、明らかに右図の方がちゃんと体幹のライン上に乗っかっていると思います。

逆に左側の絵は体幹のラインよりも随分前方にありますよね。

その前に行っちゃってる分は、より強い力で支えてあげないとそのまま前に倒れてしまうんです。

倒れてしまわない為に主に肩回りを含めた背部が頑張ってくれているんです。

↑は【僧帽筋(そうぼうきん)】という筋肉ですが、主にこの筋肉が一番頑張ってくれています。

頭部が下がってしまうだけよりこの僧帽筋は頑張らないといけません。

姿勢が悪いということは自身で自分の僧帽筋をイジメているのと同等ということになります。

これが一番メジャーな肩凝りの直接的な原因です。

肩凝りに伴って起きている事

①胸の筋肉が縮む
②肩が前に出ちゃう
③肩甲骨が外側に移動しちゃう
④背骨全部の動きが悪くなる
⑤内臓を圧迫しちゃう
⑥呼吸が浅くなっちゃう
⑦膝が曲がっちゃう
⑧つまづきやすくなる

ザっとこれぐらいは思い浮かびます。

簡単に言ってこれぐらいです。他にもありますが簡単に言ってこんなにあるんです。

それぞれ説明したいところですが、長くなるので割愛します。

実は上のこれらはまず最初に肩凝りがあるからそうなっちゃうということではなくて、同時に起こっていることです。

じゃあ何が一番の原因なの?と考えると順番的に一番最初に生まれるものというのは正直わかりません。

ただこれらを無視して肩回りの症状だけをフォーカスしてアプローチしたとしても他の環境が悪いままだと割とすぐに戻っちゃうということは確実です。

肩凝りの症状を改善させるにあたってはこれらも同時に考え、これらの中から一番現在の症状と直接関連する項目も改善させなければいけません。

肩凝りの症状に対しては間接的な問題ですが、肩凝りの原因に対しては直接関連しているので、非常に重要です。

当院なりの肩凝りや頭痛の治療方法

こうやって原因の原因をという感じで、その症状の周りも一つ一つ良い状態に改善させていくような形で治療はさせて頂いております。

なので、肩凝りだからといってそこだけを診るということはなく、症状に関わらずお身体をトータルで把握したいので、色々と普段のお話も聞かせて頂きます。

『いいからとにかく肩だけ揉んでくれよ』という方は、申し訳ありませんが他がいいかも知れませんね。

頭痛に関してもその原因は筋肉にあることがとても多く、基本的な考え方としては肩凝りと同様です。

ですが、頭痛は頭痛なりのアプローチ方法がありますのでそれらを加味しながらその時その時で判断している感じです。

なんにせよ上記の①~⑧は最低限把握しないといけない項目であり、そのような症状から原因も探れるので、常に原因を探りながら効率の良い箇所から正しい状態に戻していくという感じで治療は進めていってます。

鍼治療は相当利きます

手前味噌ですが、当院の鍼治療は割と劇的に効果があります。

特に頭痛には特段利きます。

鍼治療に抵抗の無い方に限っては推奨しておりますが、やはり一定数鍼自体が嫌い、苦手という方もいらっしゃいますので、そのような方にはオススメしておりません。

しかしながらやはり手技と違い、深部まで直接アプローチできるという圧倒的な利点がありますので、本当に利きます。『鍼なんて絶対にイヤ!!』という程でなければ是非一度お試し下さい。

鍼治療の方法等に関してはこちらを見てみて下さい。

肩凝りや頭痛に関しての今までのブログはこちらを見てみて下さい。当てはまる記事があるかも知れませんよ。