五十肩と似てそうで非なるこの【石灰沈着性腱板炎(セッカイチンチャクセイケンバンエン)】。
以下特徴です。
【 特 徴 】
●40~50歳代の女性に多い
●突然痛い
●黙ってても痛い
●寝てても痛い
●痛くて動かせない
●レントゲン撮影で確認できる
要するにとにかく痛みが強いです。
痛くて眠れないそうです。
黙っててもズキズキ痛むそうです。
もちろん軽い場合はそうでない場合もありますが、いずれにせよ動かしたら超痛いというのは間違いないでしょう。
さて、ではその治療はどうするかというと、まずは病院に行って頂きます。
はっきり言ってただの五十肩であればどんなに強度の症例でも基本的には病院に送りません。
なぜなら特にすることもないからです。
がしかしこの、【石灰沈着性腱板炎】の場合は違います。
速やかに病院に行って注射してもらうことが、痛みを取ることに関して最優先事項だからです。
まずは中にある石灰の除去。これが先決です。
確定診断事態も石灰自体が上画像のようにレントゲンで映るので、よっぽどぬけてない限り見落とすこともありませんでしょう。
とりあえず病院でレントゲン→注射でだいぶ症状は落ち着きます。
残念ながら病院ではそれ以上することが無いので、その後は我々の出番です。
その後の治療はばっちりお任せ下さい。
当院ではこの【石灰沈着性腱板炎】の疑いがある場合は速やかに受診を薦めさせて頂いております。
そうであるか否かの判断もしっかり行いますので、痛みが強い場合でも安心しておまかせ頂ければ光栄です。