程度にもよりますが、突き指の痛みはちゃんと取れます。
突き指の種類とその特徴
①骨折を含む
⚫腫れはヒドいです。
⚫内出血もあります。
⚫動かすのはもちろん黙ってても結構痛いです。
⚫ほぼ曲げれないでしょう。
②腫れがヒドいが折れてはいない
⚫内出血はある場合と無い場合があります。
⚫曲げれる範囲はその突き指の程度によります。
⚫腫れがヒドい程曲げれません。
⚫腫れがヒドい程、皮膚内部の内圧が上がるのでそれによって痛みも出ます。
⚫黙っててズキズキ痛い場合は割と強程度の突き指です。
⚫多少腫れてても曲げれる程度の場合は軽い突き指と言えるでしょう。
③ちょっと腫れてて痛いけど曲げれる
⚫曲げきれる場合はほぼ間違いなく骨折はありません。
⚫黙ってて痛いということはあまり無いと思います。
④そんなに腫れてはないが痛い
⚫すぐ治るということはあまりなく、結構痛みは長引いたりします。
等々。
①か②の判別はレントゲン撮影となりますが、その判断も当院である程度はできます。
が、骨折の疑いがある場合は一応確認の為、病院の受診をお勧めしております。
それぞれの対処法
①の場合は基本的に固定となりますが、②でも、強程度の場合は固定したりします。
が、骨に異常が無い限りあんまり固定はしません。
なので、基本的に②はテーピング。
③・④もテーピング。
そしてそれぞれ『痛み』というのは別のところからの由来がある為、その痛みを取るために治療をします。
テーピングの意味
⚫腫れの抑制
⚫可動域の制限
この2つが主な目的となります。
固定ではありません。
突き指の痛みの治療とは
突き指というのはその指自体の内部の組織の損傷とそれにまつわる筋肉の損傷の2つの損傷が100%あります。
上の図のような筋肉が100%過緊張してるので、それを解除しないと、痛みはいつまで経っても取れません。
逆に言うとその過緊張してしまっている筋肉の緊張を解いてあげることにより、痛みは劇的に緩和します。
どうやって治療するかというと、まずピンポイントに過緊張している箇所を探して、そこを緩めます。
過緊張している筋肉というのは触ったら結構痛いので、治療は多少痛いです。が、指の痛みは劇的に変化するので、我慢しましょうw
数年前の突き指がまだ痛む正体は?
損傷した指周り組織は放っといてもある程度治りますが、上の図のような筋肉の慢性的な緊張というものは放っといても中々解消しません。
なので、その慢性的な緊張が残ってる場合は例え何年経っても、痛みないし違和感がずっとあったりします。
数年前の突き指の痛みの正体はほぼ間違いなく上腕の筋肉です。
まとめ
っという事でありまして、突き指の治療は割と得意としておりますので、安心してお任せ下さい。