本当にヘルニアなの?
どこかが調子が悪くて病院に行った時になにかしらの診断名を受けると思います。
これがまた随分適当だと感じる事が多いんです。
その中でも特に感じるのはヘルニアの診断。
そもそもヘルニアというのはレントゲン上では写らないので、確定はできないはず。
なのにレントゲン上でただ骨間が狭くなってて、下肢に痺れが有るという事で診断名が付けられてるような気がします。
医師の診断というのは患者様にとっては非常に重いもので、大袈裟かもしれませんがだいたいの患者様が一生背負われる、ということも少なくありません。
たとえ適当で無能な医者が適当に予想だけで診断名を下したとしても、患者様にとっては『私はこうだ』という思いは中々離れないものではないでしょうか。
みんな知らないヘルニアのホントの話
『ヘルニアを持ってます』ということをよく聞きますが、聞けば10年以上前に診断、MRIも受けて確実に飛び出てるのが確認はされたかも知れませんが、そもそも椎間板のヘルニアというのは放っといても治ります。
10年も経ってれば確実に元に戻ります。
この事実を知らない人が多いのもなんででしょうね。
説明も無いんでしょうね。
もちろんこのようなDr.がたくさんいるわけではありませんよ。
そして一説によると、ヘルニアと診断された方の中で、実際に手術摘要なのは、診断された方の中の約5%だとか。
95%の方はヘルニアと診断されたとしても、手術する必要な無い、という事です。一説によると。
今と昔。医療の発展
昔はヘルニアはどんどん手術されてて、それが最も正しい医療でした。
が、今は違うのです。
90%以上が放っといても治るから。
安静にしておけば症状は消失するから。
今現在の基本は保存療法と言いますが、要するに特にすることはありません。
若かりし頃に診断を受けた『ヘルニアを持ってます』というのは思い出話です。
実はもうその現状は無い方が多いというのが現実です。
ヘルニアと言われた方でも我々の治療で治る場合も多い
ヘルニアと診断を受けた方でも、我々が治療すれば治るという事はどういう事でしょうか??
それが実はヘルニアではないからです。
ヘルニアからの症状ではなかったという事。
レントゲンやMRIでは写らない原因だという事。
というかむしろそちらの方が圧倒的に多いという事実。
我々は視点が違います。
本当の本当にヘルニアだったら?
では本物のヘルニアは??
ちゃんとした病院での診察をお薦めします。
我々にとってなにが一番重要かといえば、その判断です。
本物の場合は我々が治療したところで中々変化を出すのは厳しいのです。
我々が踏み入るべきではないところは速やかに引くべき。
癌等を初めとする重大疾患にしかり。
永遠のテーマですね。
我々も完璧ではなく今までも実は見落としている事もあったと思いますが、そのような患者様を可能な限り減らせるように、少しでも患者様のお力になるような判断ができるように今後の精進していきたいと思っております。