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ここでは猫背による物理的な筋肉の緊張などのお話は置いといて、内臓に対する影響を書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

大きく分けて、二つの経緯で悪影響を及ぼしますが、まずは慢性的な物理的な圧迫。

そして経絡的な問題です。東洋医学的なお話になります。

 

 

 

 

 

≪胃≫

一番多く影響を受けやすいように感じますね。

物理的に圧迫してしまう事が続くことにより、胃自体の働きは弱くなります。

悪くなるという訳ではなく、元気が無くなるといった印象です。

 

【胃が弱くなった時の特徴的な症状】

○足がつる

○全体的(特に下半身)な怠さが取れない

あまり知られていない上記症状ですが、胃からの影響は大きいです。

もちろん一般的な胃痛や吐き気、胃の膨満感等も出ます。

 

 

 

 

 

 

≪肝臓≫

慢性的に継続して圧迫することによりこちらも大きく負担を受けます。

胃に関してもそうですが、数値や写真には写らない程度で、働きが弱くなるといった感じです。

 

【肝臓が弱くなった時の特徴的な症状】

○イライラしやすい

○眼の症状(眼痛・眼精疲労等その他色々)

○頭頂部の痛み

こちらも一般的にはあまり知られてない項目かも知れませんが、東洋医学的な肝の特徴的な症状でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

≪肺≫

物理的な圧迫による影響が一番わかりやすいと思います。

呼吸に伴って膨らんだり縮んだりを繰り返してますが、圧迫されることにより、物理的に膨らめなくなります。

息を吸う時の動きを邪魔されるわけです。

 

【肺の働きが弱くなった時の特徴的な症状】

○息苦しい

○咳き込む

○大きく息を吸えない(深呼吸しづらい)

○語尾が弱くなる(言葉の最後まで呼吸がもたない)

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの臓器はある程度の物理的負担があり働きが弱くなると、自身で回復するのは中々難しいです。

慢性的に刺激を受けてるという事は、それだけ自覚症状となる前の期間も長いという事ですので、どうしても回復するまでの期間も、それに比例して長くなります。

自覚症状まで出る方に関しては、最も効果的なのが鍼治療でしょう。

鍼治療は物理的な筋肉の緊張の緩和だけでなく、内面へのアプローチもできますので、このように元気が無くなった臓器に対して刺激を加える事により、効果的に改善させる事ができますよ。

徒手による治療も併用して施術しておりますので、結果的に治療後は視界も明るくなりますし、呼吸も今までよりも全然しやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

出てる症状はただの肩凝りや腰痛かもしれませんが、内面的に要因を発見する診方もあり、できるだけ根本的に改善できるよう総合的に治療させて頂いておりますので、お気軽に御相談頂ければ幸いです。