慢性腰痛は放っておくと必ずぎっくり腰になります。
ぎっくり腰の項で書いた通り、ぎっくり腰というのも積み重ねの代物なので、慢性腰痛を放っとくとまず良いことはありません。
ぎっくり腰は積み重ねの代物です。
積み重ねの段階が慢性腰痛なんです。
慢性腰痛はれっきとした身体からの悲鳴サインですよ。
『おれヘルニア持ってる』はウソ。
なぜならば、現在では一定数の椎間板ヘルニアは放っといたらもとに戻るもの。だからです。
一説では、本当に手術適応のヘルニアは、ヘルニアと診断される中の、約5%だとかなんとか。
昔ヘルニアと診断されて、まだヘルニアだと思っているアナタ。それはヘルニアからの痛みではなく、他の何かからの痛みです。
慢性腰痛の本当の原因とは??
腰痛だからといって腰そのものが悪いから腰が痛いということはそうそうありません。
上半身由来と下半身由来のものがありますが、ほとんどがどちらの影響も受けます。
つまり、身体の全体的な問題があっての結果、ということです。
っということで、慢性的に腰痛を持ったらっしゃる方に共通としてあるのが、【太ももの筋肉が落ち気味】だということ。それに加えて【背部(や頚部)の緊張が高い】ということです。
【太ももの筋肉が落ち気味】ということは?
ます筋肉が落ちるということは、同時に縮みます。そして縮むと同時に固くなります。
太ももの筋肉というのは、下は膝を跨いで膝下、上は骨盤まで付着してます。
なので、太ももの筋肉が固くなってしまうということは、腰痛の原因となり、骨盤の歪みを誘発し、膝の痛みの原因にもなりさらには、太ももの筋肉は股関節も跨いでますから、股関節に痛みが出てもおかしくありません。
【背部(や頚部)の緊張が高い】ということは?
背骨は頭の後ろからお尻らへんまで縦に並んでいて、1本の大きなバネのような役割があります。
背部の緊張が高いということは、そのバネの働きが悪くなりますから、腰の方に負担がいってしまうんです。
っということは、頚部~背部の筋肉の緊張が高いとそのまま腰痛の原因となります。
ぎっくり腰の項目で書いた通り、ぎっくり腰の原因にもなります。
肩凝りや背部痛の自覚症状が無い方もいらっしゃいますが、なんだか呼吸が浅かったり、頭痛がたまに出たり、というのも頚部~背部の緊張によって出る症状ですね。
慢性腰痛を自分で治すには?
ウォーキングとストレッチ。
で、慢性腰痛は治ります。
ホントですよ。
ピラティスなんかもいいと思いますよ。
《ウォーキングで気を付ける事》
⚫遠くを見る
⚫気持ち早歩き
⚫踵からつく
かっこよく颯爽と歩いて下さい。
《どれぐらいウォーキングすればいいか》
⚫普段ほぼ歩かない方は30分も歩けば十分です。それ以上歩けば疲れが出やすいので、なによりヤル気が無くなります。
⚫週2~3回で十分です。
もちろん毎日歩くのも至極良いことです。
ただ大事なのはあまり頑張らないことだと思います。
続けるということが一番大事ですから。
《どこをストレッチすべきか》
⚫大腿四頭筋という筋肉です。太もも前面。
↑↑↑↑↑こんな感じ↑↑↑↑↑
《どれくらいストレッチすればよいか》
大腿四頭筋に関しては、
⚫20秒の左右3回ずつ
⚫を、一日の中で3setできれば十分だと思います。
一度に長い時間(そのままうたた寝)したら痛くなります。
慢性腰痛を治す一番効率的なものは?
当院に御来院下さいm(__)m
あなたの慢性腰痛を治す為に尽力させて頂きますm(__)m