最近の話しでちょっと立て続けだったものだから書いてみようかと。
小学3年生の男の子
足首捻挫で整形外科①を受診
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レントゲン(異常無し)
エコー・超音波
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剥離骨折の診断
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ギブスぐるぐる巻き。
取り外し可能なシーネというやつではなく、カチカチに固まって取り外しができないアレです。
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小学生の親御さんは取り外しができるやつに取り替えてもらえないかどうか後日お願いしたそうですが、なんと、『なんか問題あんの!?』『好きにドーゾ』的な感じでキレられたそうです・・・・・
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そして、他の整形外科②を受診
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ぐるぐる巻きのギブスは専用カッターで切って取ってもらって、レントゲンも異常は見られず。
しかも症状があまり無かったので特に処置は無し。
診断はもちろん骨折ではありません。
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で、痛みは多少ありはしたので、念のため当院を受診に至ります。
【感想】
1件目の整形の固定をそのまましていたらと思うとゾッとします。
なんとまぁツッコミどころ満載というかヒドい。
対応もヒドい。
40歳台男性
身体を捻った際の胸の痛みで整形外科①を受診。
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レントゲン(異常無し)
エコー・超音波
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骨折の診断
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肋骨のため、特に処置は無し。日常生活における注意点やアドバイスも特に無し。
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当院に受診
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色々と触診したり、状態を確認しましたが、どう考えても骨折の所見はありません。
全然骨折じゃありません。
【感想】
まぁヒドい。
骨折なら骨折で回復の目安とか日常生活の注意点とかあるだろう。
なんなんだ。
触診できんのか。と。
60歳台女性
肩がとにかく痛くて内科から紹介を受けた整形外科①を受診。
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レントゲン(異常無し)
エコー・超音波
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腱の炎症との診断
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注射するも特に効果出ず
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ブロック注射してゴリゴリ動かす。
筋肉を剥がすから音がするとのこと。
感覚が無い状態で力いっぱいゴリゴリ動かされる。
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治療後筋肉が剥げたらしく、恐らく少しは痛くなるだろうとのこと。
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その後あまりに痛くなったので、不安になり当院受診。
【感想】
まぁヒドい。
筋肉剥げたら大変大変。
剥げるとかありえません。
あとで痛くなるって、そりゃあ五十肩の人の肩を無理矢理動かしたら後から痛くなるのは当たり前。
当たり前過ぎてヒドい。
結局、原因不明で相手にされず。
ほんとヒドい。
総論
ドクター同士昔からの繋がりの中で整形外科ならあそこを紹介という風になるのかもしれません。
時代の流れとともに医療の変化は凄まじく、同時に医療サービスの向上も著しく良くなっていると思います。
そんな中、昔ながらの治療をずっと続けているのか存じませんが、態度や対応も含め自分本位のDr.もいます。
実際にうちで診てみて、ハチャメチャな診断を受けてる患者様もいますいます。
もちろん素晴らしいDr.もたくさんいます。
でも中にはハチャメチャとまでは言いませんが、どうかと思うパターンも多いです。
我々治療家とDr.は本来キチンと役割分担があるはずですが、なんだかこれ見よがしに治療家側を敵視されてるDr.も割といらっしゃるようで悲しい限りです。
患者様にとっても医接連携(病院と整骨院の連携)が整ってる方が良いに決まってるのに。
それぞれの立場を理解しあえてお互いお仕事できれば、より地域の為になると思うんですが、道のりは中々厳しいと思う今日この頃です。