お風呂で温まっても寝る時にはもうだいぶ足先が冷えてしまっている。
そういう方、多いと思います。
当院でオススメしてる予防法はと言いますと、お風呂でちゃんと温まることを前提としたうえで、お風呂から上がる時に冷水のシャワーを膝から下に一瞬だけかけてあげる事です。
この季節予想通り超冷たい感じですが、一瞬で十分です。
膝にはかけないように注意して下さい。この場合ですと刺激が強過ぎます。
もしこれに抵抗があったり、心臓等の弱い方に関しては、お風呂から上がった際に、冷水で湿らせたタオルで膝から下を包むようにするだけでも効果は十分ありますよ。
これは、人体の反射の作用を利用した方法で、これにより一瞬収縮した末梢血管を人体が温めようとする働きがあります。しかし体幹がちゃんと温まっているという事が前提なので、とりあえずはしっかりと湯船に浸かって下さいね。
これにより結果的に30~40分後以降の下腿(膝より下)の体温が、なにもしないでお風呂から上がった時より飛躍的に保温できるというデータが出ております。
実際筆者も毎日これを実行してますが、お布団に入った時の感じ方が全然違いますよ。
以前から言われてるような方法では、冷水と温水を交互に数回繰り返しながら当ててあげるという方法がありますが、これも物凄く効果的ではあるのですが、正直面倒で、毎日続ける事は中々できないようです。
上記方法は一瞬で十分なので、是非一度試してみて下さい。
せっかくお風呂で温まるんですから、よりその状態を長く維持できれば良いですよね。
布団に入った時にあの足先が冷たい感じとももうオサラバしましょう!