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一般的に偏平足やハイアーチなんかの治療としては足底板なんかを使うのかも知れませんが、足底板を当てるだけでは根本的な改善には繋がりません。

『なぜそんな足の形になってしまったか??』というのを考えるのが重要です。

 

【偏平足・ハイアーチの人どちらにも当てはまる身体の状態】

●前足部荷重(つま先に荷重が掛かり過ぎている)

●足底筋郡の低下(足の指を曲げる力が弱い・うまく動かせない)

●足の裏がつりやすい

●ふくらはぎがダルい・つりやすい

●等々

●そして、膝が悪い方が多いです。

 

偏平足・ハイアーチ共に、足の裏の問題だけではなく、足関節全体も大いに関わってくるので、足関節全体を捉えたうえでのアプローチというのが必須となります。

足関節というのは本当に人それぞれで、その人の使い方や姿勢によって様々です。

なので一律的に足底に何かを敷いても足関節そのもの、足首全体の使い方を改善させないことには実はあまり意味を成し得ません。

 

【当院なりの偏平足・ハイアーチの対処法】

偏平足やハイアーチそのものの形を治そうとするならば、まずはテーピングで良い状態を作ります。

当院のテーピングのやり方はと言うと、『固定』ではなく『良い状態に戻す』です。

『矯正』に近いイメージでしょうか。

足関節全体をより効率的に使うためのテーピングです。

『良い状態で使う』というのが何より大事です。

 

そして、自身でのトレーニングが必要不可欠です。

偏平足・ハイアーチのいずれかに限らず、どちらもまずは足底の筋力低下が当てはまります。

要するに足の指の力が弱く、地面を掴む力が弱いのです。

例を上げれば足の指で何かを掴んだり摘んだりすることが比較的苦手な方が多いようです。

っということで、トレーニングとしては、《足の指で何かを掴む練習をする》というのが一番簡単かつ効果的なトレーニングでしょう。

 

●周りの環境を整える。(全体的な姿勢や下半身の使い方等)

●良い状態を作る。(テーピングにて)

●良い状態でドンドン使う。(自身で動かす)

 

当院なりの考え方はこの3点です。