http://blogos.com/article/173204/
ツッコミどころ満載。
こういう記事はおもしろくはあるのでしょうが、特にフォローも無いし一方的なのはどうかと思います。
記事ではボキボキがさもあたりまえのように書いてありますが、このご時世随分ボキボキは減ったと感じます。
一昔前はどこでもボキボキやっていたようですが、今は昔からず~っとある古びれた整骨院さんに限られてるのではないでしょうか。
医学の進歩、治療学の進歩、そして時代の流れに合わせて、内容も変わってくると思うのです。
ボキボキ自体がそれほど意味の無い事だという認知が広がったからこそ、徐々にそのようなところも減ってるんじゃないかなと思います。
そして整骨院全般が危険な所だと、思わせるような記事ですが、やはり良い所は良い、悪い所は悪い、これはどの業界も同じでしょう。
絶対的な院の数が増えたので、正直しょうもないところも増えてると感じます。
免許取って、経験1~2年で独立開業なんて院も珍しくありません。
なにができんだっつーの。(失礼・・・)
事実、記事にもあるマッサージ店なんかの揉みほぐし屋さん的な所はtwitterにも少し書いた通り、バイト君や未経験者がほとんどです。
でもこれってホント危険な事だと思います。
なんの知識も無いまま揉んだり押したり。
さわっちゃいけない症状を持ってる患者様がいるという事を知っとかないといけません。
そのような知識や経験が無い所は私もオススメしませんし行きたくもありません。
あと個人的に思うのは60分も集中力続かねぇだろと。私は。
整形外科にしても、ある程度の危険因子を見つけるところであって、たいして異常が無ければどんなに症状があっても所見が無かったら『異常無し』で済ませるくせに、何の解決にもなってない『頸椎捻挫ですね、安静です』なんてのも酷い。
我々は特に『原因が無い』と診断された医師が名前を付けただけの頸椎捻挫の痛みを取ることができますが、ほとんどの整形外科では牽引と電気と湿布がいいところではないでしょうか。
要するにそもそも領域が違うんです。
整形外科は万が一を除外してもらう場所だと考えます。
我々整骨院や治療院は、それ以外の特にはっきりとした所見が見られないような症状を解消する場所。
もちろんわけもわからず痛い所をモミモミしかできない整骨院・治療院も多いですが、ちゃんと役割分担があると考えてます。
《整体、カイロプラクティック、ボディケア、足つぼマッサージ、リラクセーションなどには、どれも日本では法的な資格はない。国家資格を持たない人が「○○マッサージ」の看板を掲げているのが現状で、なかにはわずか3日ほどの研修で、マッサージ師として働いている場合もあるようだ。》
↑これ↑は、是非知っといて頂きたいところですが、現実なんです。
簡単に言うと、『整体院』というのは無資格というやつです。一般的になんらかの『認定証』があるのはあるのでしょうが、どこのだれが認定してるのかはそれぞれなので、中身は謎です。
しかし実際に国家資格でない『整体院』でも、すごく勉強されてて、すごい施術者がいらっしゃるところもあるでしょう。
国家資格を有したとしてもしょうもない整骨院や治療院もたくさんあるので、一概に国家資格持ってれば安心とは言えないのが現状だと思います。
治療院や整骨院の良い悪いの判断基準は中々難しいところですが、ブログやホームページなんか読んで本当に納得して「この人に治療してもらいたい!」と感じることができれば、行ってみてもいいのではないでしょうか。
ホームページというのはそこの人柄が出ると思いますし、重要な判断基準になると思うので、まずは人柄を見るつもりで色々と見てみるといいと思いますよ。
有難い事に、当院のホームページを見て来て頂く方も結構多く、ホントに嬉しい限りです。
個人的にゴテゴテしたホームページは嫌いなので、見て少しでも快適なホームページになるように作っていきたいと思います。
最後にまとめると、整骨院だろうが、鍼灸院だろうが、整体院だろうが、マッサージ店だろうが、患者様からしたら何が違うのかよくわからないのが現実だと思います。
でも国家資格を取得したところはある程度の知識はあって当たり前なので、危険回避能力は非国家資格取得者よりは安全かも知れません。まぁしかし今でも記事に書いてあるとおり、ボキボキや強刺激を加えるところもあるので、一概には言えないというのが本音です。
治療内容に関しては内容よりも考え方だと個人的には思います。
そしてそれは割とホームページに現れるものですので、そのような目で判断して頂けると良いと思いますよ。
まぁホームページの中身がクドいところは嫌いですw