ただの肩凝りであってもその症状が強くなると頭痛はもちろんめまいも伴ってしまう方も少なくありません。
ではなぜただの肩凝りから頭痛やめまいを伴うのか??
めまいの原因は?
①物理的な筋肉の影響
↑の図は一番肩凝りの直接的な原因となる【僧帽筋(ソウボウキン)】と言いますが、慢性的に肩凝りをお持ちの方は100%この筋肉が過緊張しています。
この筋肉は後頭部まで付着しているため、この筋肉が過緊張するということは後頭部を後ろから引っ張られることとなり、その結果頭痛、緊張が強い場合はめまいや吐き気も伴ってしまうことが多いです。
また、ただの肩凝りに関しても他にも色々な筋肉が関係してきます。
とかとか。
他にも多様な筋肉が非常に強く関わり合って結果としてまず【肩凝り】という症状が出来上がっております。
頚部周りの緊張が強くなるということですから、それがよりもっと強くなることにより、次は【めまい】という症状が出現します。
延長線上にある、という考え方で間違っていないと思います。
②消化器系の脆弱性からの影響・東洋医学的な考え
内科では間違いなくこうは言われませんが、消化器系、特に【胃】の影響でめまいが出るというのも大いに有り得ます。
東洋医学では内蔵からの影響でのめまいというのは割とポピュラーで、考え方も確立しております。
科学的なことをいうと説明も難しくなりますが、結果は出やすいので、しっかりとそのような考え方も導入しながら、日々治療にあたっております。
胃を含む消化器系は日々の生活の中で少しずつ弱くなりがちです。
なぜ弱くなってしまうか、ということを考えると、まず、
①普段食事の際あまり物を噛まない
②甘いものが大好き
③刺激の強いものが好き(辛い・しょっぱい・苦い・コーヒー等も)
④ストレス
です。
逆にこれらの事を気にしているだけでも、予防はできますので、是非覚えて頂きたいところです。
めまいは治る?
中枢的なところから来るめまいに関しては我々はどうしようもありませんが、病院で異常がないと診断されためまいなんかに関しては、ほとんどの場合どうにかなります。
本当に病院での治療が必要な場合もありますが、割と、上記からの影響で出るめまいの方が数は多いというのが事実です。
病院に行ったけど特に解決策が無く困っている方等は、特にお力になれますのでとりあえず一度ご相談下さい。