なぜ肩凝り・頭痛が発生するか?
日常生活の積み重ねによるものが最も大きいと考えます。
長い年月の中で少しずつ少しずつ積み重ねて徐々に蓄積していったものの結果が肩凝り・頭痛であると言ってよいでしょう。
なにを積み重ねているかというと、『悪い姿勢』です。
悪い姿勢というのはその状態でも身体のどこかに負担がかかっており、一定の筋肉の緊張が強くなっております。
ず~っと一定の筋肉が緊張してるわけですからその筋肉は必ず疲れてきますよね。
その結果肩凝りとなり、その一定の筋肉というのは後頭部まで付着してますから、その先には頭痛があるといった状態です。
ちなみに一定の筋肉とは参考までに↓
↑肩凝り・頭痛の一部ではありますが、肩凝り・頭痛の原因となる最も大きな筋肉となります。
肩凝り・頭痛がひどくならない為には?
普段の姿勢が最も大きな原因となるわけですから、そこを改善できれば肩凝り・頭痛が出ることは少なくなります。
ただ、普段の姿勢を改善すること程難しいことはない、ですよね。
どんなに意識しても特に前面の筋肉が固くなってしまっている場合はそっちに身体が無意識下で引っ張られますから自ずと、俗にいう猫背の状態になってしまいます。
↑こんなところの緊張が強くなってしまいますからその結果、肩が前に入ってきてしまいます。(猫背)
ではどうすればいいか?
〇ストレッチ
⇒上記のような筋肉をストレッチすることにより、猫背になりやすい状態を改善できます。
ストレッチ方法は↓コチラ↓をクリック。
胸部のストレッチ
〇ウォーキング
⇒ウォーキングすることにより、結構首回りや背部の緊張も動くのですご効果的です。やはりすべての基本はウォーキングであるといえるでしょう。
〇とにかく動かす
⇒肩をぶるんぶるん回します。といっても、勢いに任せて遠心力バンバンで回すのもあまりよくはありません。
当院で推奨してるのはまず肘を曲げて、肩甲骨を回すようなイメージで外回し内回し、これを20回ずつとか。まぁ多分きついですし、怠くもなるかもしれませんが、それぐらい動かしてあげたほうが肩凝りや頭痛も出にくくなります。
肩凝り・頭痛が強い人の特徴
簡単に言うと、俗にいう『猫背』の方は圧倒的に肩凝り・頭痛のリスクは高くなります。
あとは、『あまり動かない』人ほど、肩凝り・頭痛のリスクは高くなります。
〇猫背の方
〇(目線が)下向きの仕事の方
〇あまり動かない仕事(立ちっ放し・座りっ放し・かがみっ放し等)の方
片頭痛(偏頭痛)でお悩みの方へ
当院には頭痛の患者様も多く、治療後ははっきりと変化を感じられ、手前味噌ですが、結構喜んで頂けることが多いです。
なので、まずは当院に来て頂くのが最良ですが、距離の問題等ありどうしてもこれない方はとにかく少しずつでも動かすことです。
運動とまではいかずとも、多少動かしてあげるだけでも、それを日々続けていれば必ず変化は出ます。
上記のようなストレッチもただ1回やっただけでは、ただその時なんとなく気持ち良いだけですが、日々続けていることで少しずつ効果は確実に出ます。
最初は多少ものたりない量から始めるのが続けるコツなので、少しずつ少しずつ動かす、欲を言えば運動するということをご検討下さい。
まとめ
〇ウォーキングに勝る肩凝り予防はありません。
〇運動やストレッチは一度の量よりもとにかく少量でも継続することが最も効果的です。
〇一定の姿勢が続くということで、身体は良い方向に向かうということはありません。気が向いたときにでもどんどん動かすようにしましょう。